我が子を愛する…
かなり久しぶりの更新となります。
というか、キーボードの前に来なければならないと思った。
キーボードの前に来る前に、眠っている姫の顔を愛で、髪を撫でた。
眠っている王子の頬をつついた。
こんなに可愛いものはこの世の中、どこをさがしたって見つかりはしない。
ありふれた言葉だが、世界で一番大事なものだ。
そんな大事なものがすぐ隣の部屋にある、当たり前すぎて幸せと感じる事され忘れてしまう事がある。
だが、どんなに疲れて帰ってきても、帰ってきてからも疲れたとしても、大事なものの寝顔を見ると、嫌な事のほとんど大部分はこの世から消えてなくなる。
大事なものを愛でながら、ニュースの誰かの事を思い涙が流れた。
なぜあんな事が起こった。
なぜそんな事ができるんだ。
あの時どんな思いをしていたんだろう。
子供にとって、唯一頼れるものはきっと親だろう。
親から受けた言動を、小さい体と心はどんな思いで受けていたのだろう。
祝福を受けずに生まれた子供なんていないはず。
綺麗事ではないと分かっているが
それでも、この世に生を受けたもの全てが、祝福を受けて生まれてきたと信じたい。
当事者もきっと今の筆者と同じ気持ちで我が子を愛でた日があったはずだ。
理由は分からない、分かりたくもない。
知りたくもないし、知らなくていい。
未来、希望、笑顔、命…それが一つずつこの世からなくなった。
それが事実。
人の命に重軽があるかは分からない。
ただ、我が子の命だけは、己の命より重い。
当たり前すぎて、分からなくなっていたのか。
やっている事が当たり前になりすぎて、分からなくなったのか。
痛いとはどんな事か。
冷たいとはどんな事か。
忘れたのか。
子供の未来は、己の未来よりも
強く、明るく、輝いてほしい。
そう願うのが親であるという事だと思う。
我が子の未来を閉ざそうとする親がどこにおろうか。
何が悪かった。
誰が悪かった。
何故そうなった。
どこでそうなった。
なんであの未来を助けられなかった。
新聞やニュースが綴る情報でしか物事を語れない、通りすがりだが。
子を持つ親として、涙を流さずにはいられない事件が多すぎる。
自分に限ってそんな事は、そう言い切れない事もあるかもしれないが。
少なくとも今は、我が子の頭を撫でて眠りにつける幸せを心と目に焼き付けたい。
願って何かが変わる、そんな世の中ではない事は、嫌という程分かっている。
でも願わなければ何も変わらない。
小さい子供の笑顔が、悲報としてニュースに載らない。
そんな当たり前の事が当たり前な時代になって欲しいと強く思う。
時代を作るのは子供達だ。
子供は未来だ。
子供を守るのは大人の役目だ。
未来を守るのが大人の仕事だ。
何があっても、我が子の未来は守りたい。
追記
今朝の報道で、自分のしていた非道を動画に収めていたことが分かったそうだ。
私しの記録媒体は子供達の成長を記録するためのものだ。
家族の歴史を紡ぐものだ。
己の愚行を記録するものではない。
何の意図をもってしていた事なのか…
筆者には考えも及ばない。
いや、考えたくもない。
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